皆様こんにちは！
アールプラスハウス大分西店です！
 
 
 
 
近頃ニュースは北京五輪で持ちきりですね！
羽生選手のクワッドアクセルの挑戦や、 
平野歩夢選手の最終滑走で見せた圧倒的な演技、感動しました！！
 
 

さて、皆様は新築住宅を建てるとき、何に一番こだわりますか？
家のデザイン、価格、ブランド・・・
様々な答えがありますが、ぜひ抑えておきたいポイントがあるのです！

 

1．「住み心地のよさ」と「耐久性」にこだわってください

2.「住み心地のよさ」で重要なのは断熱性能

3. そもそも、断熱とは？

4. 断熱性能は比較可能です
 
 
 
 
 

 
みなさんは家を建てたい！と決意した時、どんなお家を建てたいと思いましたか？

CASA BRUTAS（おしゃれな住宅雑誌）に載っているような
オシャレなお家をSNSにアップ。そして「いいね！」をたくさんもらいたい。

確かに、デザインも大事かもしれないけど、毎日そこで暮らしていくなら「間取り」も大事！
もしくは「とにかく安ければいい！」ということで「ローコスト住宅」を徹底的に追求しますか？

ブランドが何より優先！有名なハウスメーカーで建てて
「わたしはヘーベ○アンです！？」とSNSでつながることができる。

また、有名ハウスメーカーなら建てて終わりではなく、
一生アフターメンテナンスもしてくれるので安心感は一番

デザインやコスト、間取り、ブランドなど、
いわゆる「見た目」を重視している人が、圧倒的に多いのではないでしょうか。
確かに、こういったぱっと目に見える部分に注目しがちですが、
私たちが家づくりで最も皆さんに着目してほしいポイントは
「住み心地のよさ」と「耐久性」なのです。

「住み心地のよさ」とは「真夏や厳寒期の室内での快適性」や
「その家で生活していると健康になった」ということ。
「耐久性」とは「いざ大地震が来た時も壊れない家の強さ」や
「ずっと使っていくにあたっての家のメンテナンスしやすさ」といった、
どちらも目に見えない部分です。

しかし現在、家を建てる前に「住み心地のよさ」や「耐久性」に
こだわって家づくりを真剣に考える人はまだまだ少数派だと思います。
「住み心地のよさ」や「耐久性」があまりにも悪い家が多すぎるために、
日本の家はたった30年くらいで壊されてしまい、建替えられるのではないでしょうか。

 
 
 

 
 
 
「住み心地のよさ」に大きく影響する要素は「冬の寒さ・夏の暑さ」です。

見た目がすごくカッコいい家でも、寒さが身に沁みる家では、住み心地は最悪です。
いかに家事動線がよくても、洗面所の床が氷のように冷たいとさらに家事がつらくなってしまいます。
夏に2階の子供部屋が灼熱地獄の空間となってしまう様では、
お子様も夏休みの宿題どころではありません。

そこで「冬の寒さ・夏の暑さ」に最も効果的なのは「断熱」です。
断熱とは、文字通り「熱」を「断」つ機能であり、外の寒さや暑さから住宅内部を切り離すことで、
一年中快適な温熱環境をつくりだすことができます。
「住み心地のよさ」を考える上で、「断熱」は重要な要素となります。

しかし、上記のような情報は、残念ながらまだ一般の方の間では十分に浸透していません。
一般の方に浸透していないのはしょうがないとしても、私たちプロの建築会社のなかでも、
正しい知識を持たず、見た目だけかっこよくして、
平気でお客様の目に見えない部分は手を抜いている会社が、いまだにたくさんあります。

その結果、「断熱」を考えていない見た目だけ、安い値段だけの、
不快な家が数多く新築されてしまっています。
ぜひこの記事をお読みの皆様には「断熱」を重要視することをお勧めします。





 
 
 
 

 
 
 
断熱とは「熱（の移動）」を「断つ（減らす）」ことです。
熱は基本特性として、「熱」は「高いところから低いところへ」
絶えず移動し続けます。（熱力学第二法則）

住宅においては、「熱」は、冬には暖かい室内から冷たい外へ逃げ出します。
夏には、暑い外から「熱」がエアコンで冷やした室内に侵入してきます。
もし、住宅が断熱されていなかった場合、
暖房で室内を温めるそばから外に逃げてしまうため、暖房がなかなか効きません。
また、夏は反対になかなか冷房が効きづらくなります。
せっかくお金をかけて（電気代も年々上がっています）暖・冷房しても、
なかなか効きづらいのでは困ります。

そこで、しっかりと暖房や冷房が効くようにするのが「断熱」です。
「断熱」で熱の移動を断つことにより、冬は熱が逃げずに留まって暖かい家になり、
夏は外の熱を室内に入れず涼しい家になります。

つまり、家の快適性に大きく影響する要素が「断熱」なのです。

 
 
 
では、断熱性能はどの位が良いのか？
また、どのハウスメーカーの断熱性能が良いのかを比較する方法として
どのようなものがあるのでしょうか？

それは、UA値とQ値という数値です。
・ UA値（外皮平均熱貫流率） 単位：W/m2・K
・ Q値 （熱損失係数） 単位：W/m2・K
※両方とも数値が小さければ小さいほど断熱性能が高い（高断熱である）
◎UA値とは、平成25年から断熱性能の基準として使用されている、
家と外との熱の移動のしやすさを数値化した値です。
UA値が小さいほど熱の出入りが少なくなるため、
断熱性能が高いということになります。（計算方法は改めてお知らせします）

国では一応UA値の基準が定められていますが、あくまでも最低基準です。
それは地域によって異なり、
例えば東京や名古屋、大阪などではUA値≦0.87 W/m2・Kが最低基準とされています。

◎Q値とは、平成25年まで断熱性能の基準として使用されていた、
UA値と同じく、家と外との熱の移動のしやすさを数値化した値です。
現在では国の基準としては廃止されていますが、昔から利用されていたため知名度が高く、
いまだにQ値で断熱性能を説明するハウスメーカーは多く存在しています。

これから皆さんが「住み心地のよい家」を建てたいと思ったとしましたら、
まずは断熱性能で比較するのが一番手っ取り早く、
簡単に建築会社を選択することができるかも知れません。

ホームページなどで「高断熱」を謳っている会社に
ストレートに聞いてみるのが良いのではないでしょうか。

「あなたの会社が作っている住宅のUA値はいくつなんですか？」

もちろんわたしたちアールプラスハウス大分西店にも
同じような質問をぶつけてみてください！
正直にお引き渡しさせていただいた家の数値をお答えさせていただきます。
 
 
 
画像出典：国土交通省 省エネ基準の見直し等に伴う改正
参照：http://www.house-support.net/seinou/syoene.htm
建物性能の基礎知識／断熱性能 - 住宅サポート建築研究所