皆さまこんにちは!
住宅アドバイザーの湯口です。
本日のブログでは、タイトルにもあります通り、
”世界の住宅寿命の比較”
について書きたいと思います!!
皆さんは日本の住宅寿命をご存じでしょうか。
日本の住宅の平均使用年数は約30年と言われてます。
世界から、日本の住宅が30年遅れていると言われる由縁です。
上の図を見ると、日本の住宅の耐用年数は極端に短いことがわかります。
その理由は、いくつかあると言われています。
1:住宅の性能が低く、快適性がなかった。
夏は暑く冬は寒い住宅になり、日本の家は、
先進国の住宅と比べて住宅の性能(断熱性・気密性)が低いです。
特に冬の断熱性能が低く寒い家になります。
日本よりも北の国から来た外国の方は、
「日本の家は寒い」と口を揃えて言っているそうです。
つまり、夏暑く冬寒い=快適性能がない為、壊して建替えするということになります。
2:質より量が重視された
戦後しばらくして高度成長期を迎え、
住宅を作る人が増えてその需要にあわせる様に住宅を建築してきました
。
その為、「質より量」を優先し、耐震・耐久性の面で長持ちする住宅を作らなかった。
その為、「質より量」を優先し、耐震・耐久性の面で長持ちする住宅を作らなかった。
3:建物価値より、土地の神話が強かった
バブル期もそうであったように土地の価格が向上し、土地の売り買いが活発になりました。
土地を売る為に、土地の上に立っている古い建物は壊されて、土地だけの売買がなさせた。
土地探しから家づくりを始める人は、今でも多いなと僕は感じております。
4:中古住宅市場が確立されていなかった
住宅の寿命が短いのに、中古住宅としての価値はないと思います。
住宅先進国の家は、平均耐用年数が長いので、中古住宅売買がとても活発です。
高品質のリフォームの行われ、新築時より高額で売買されるケースもあります。
長持ちするから価値が生まれ中古住宅市場が確立されています。
つまり、メンテナンス(修繕・リフォーム)をしながら住み続けるという習慣がないという裏返しにもなります。
欧米では、メンテナンスをしながら1つの家に長く住み、家の価値を高めていきます。
住宅投資に占めるリフォームの割合は
日本が27.9%なのに対して、イギリスは57.3%、フランスは56.4%、ドイツは76.8%となっており、
日本が27.9%なのに対して、イギリスは57.3%、フランスは56.4%、ドイツは76.8%となっており、
日本の倍以上の費用をリフォームにかけていることが分かっています。
詳細は、ぜひ弊社モデルハウスにてお話しさせてください!!
以上になります。
今週はこの辺で!