注文住宅の土地探しは、「インターネット」「自分の足」「不動産会社やハウスメーカー、工務店」の3つの方法に分けられます。
それぞれのメリットを以下で紹介するので、自分に合った方法を見つけましょう。
1つ目は、インターネットサイトから探す方法です。
不動産のポータルサイトには不動産会社が取り扱っている土地がいくつか載っています。
ネット上で検索し、条件に合った土地を探します。
広さやエリア、価格帯などの希望がある程度固まっている場合は、希望に合った土地をたくさんの候補から選べます。
しかし、条件が固まっていない場合は、ネット検索しても情報量が多すぎてどれを選べば良いか判断できなくなります。
2つ目は、自分の足で探しに行くことです。
売却中の土地には「売地」と書かれた看板が立っていることが多いです。
住みたいエリアが狭く限られている場合は、自分の足で売地を探しに行くのも1つの手でしょう。
現地の雰囲気や治安などを具体的に知れるのがメリットです。
運が良ければ、まだネットに掲載されていない掘り出しものが見つかるかもしれません。
しかし、時間と労力がかなりかかります。
この探し方だけで土地探しをするのはやめておきましょう。
3つ目は、不動産会社やハウスメーカー、工務店に依頼することです。
これらの会社は土地に関する知識や情報をたくさん持っています。
また、売り出されてすぐの土地を見つけてくれる可能性も高いです。
さらに、建築を依頼する会社に土地探しを行ってもらうと、建てたい家を把握しているため、家にぴったりの土地を探してくれます。
注文住宅を依頼する際は、一緒に土地探しも依頼しましょう。

土地探しを行う際は、以下の点に注意しましょう。
1つ目は図面です。
土地の図面は、測量して正確に掲載されていることが少ないです。
そのため、大まかな形状や接する道路などが簡単に示されている場合がほとんどです。
実際の土地が図面と大きく異なる可能性もあります。
図面だけで土地を決めるのではなく、気に入った土地は必ず現地に見に行くようにしましょう。
2つ目は用途地域です。
土地によっては、工業専用や商業専用などと用途が決められている場合があります。
用途をしっかり確認しておかないと、周りに高い建物が建てられ、日当たりが悪くなってしまうこともあります。
購入したい土地がどんな用途になっているのかを必ず確認しておきましょう。

土地選びで失敗しないように、以下の点に注意しましょう。
1つ目は、土地の相場を知っておくことです。
相場を知っておかないとその土地が高いのか、安いのか判断できません。
お得な土地を発見するためにも、必ず土地の相場を知っておきましょう。
2つ目は、接道義務を知っておくことです。
建築物の敷地は、面している道路に2メートル以上接する必要があります。
昔ながらの土地でこれまで建て替えをしてこなかった袋地は前面道路が2メートルに満たないことが多く、再建築不可とみなされることもあります。
そのため、接道義務を満たしているかどうかしっかり確認しておきましょう。

今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、土地探しの方法や土地探しの注意点をご紹介しました。
ぜひ今回紹介したポイントを参考にして、満足のいく土地探しを行いましょう。
また、この記事に関してなにかご不明な点があればお気軽にご相談ください。