皆様こんにちは!!
住宅アドバイザー湯口です。
今回のブログでは、タイトルにもあります通り、
「からだにいい家のつくり方」
について書きます!!
健康のために食事に注意したり、
運動をしたりする人はたくさんいますが、
「体によい家をつくろう」
と考えたことはありますでしょうか。
換気が非常に大切ということをお伝えさせていただきます。
人は1日に何kgの空気を吸っていると思いますか??
正解は…
約15kgの空気を吸っています。
「水を1日2リットル飲めば健康に良い」
などと聞きますが、
意識して飲んだとしても大きなペットボトル1本分はかなりの量があります。

そう考えると、15kgの水や食べ物を摂ることは到底できないので、
人はいかに大量の空気を取り入れているかが分かります。
そしてその空気のほとんどが、毎日寝起きしている自宅の空気であることも想像できます。
実際に、人が一生のうちに体に取り込む物質の57%が室内空気という調査結果があります。
水や食べ物(15%)と比べて3倍以上の量を体内に取り込むので、
家の中の空気をきれいに保つことが、いかに私たちの体にとって大切なことかが分かります。
特に乳児や幼児は家にいる時間が長い分、大人よりも室内空気に影響されやすくなります。
また、家の中の換気をしっかり行わないと、
「ほこりやPM2.5が体内に入り込んでしまう」
「二酸化炭素の濃度が高まり、頭がぼーっとする」
等のリスクが発生します。
そんな重要な「換気」ですが、
大きく3つの換気方法があります。

1:第1種換気
排気も給気もファン(機械)で換気する方法です。
熱交換器がついている為、外の空気を室温に近い状態にして部屋に取り込むことができます。
2:第2種換気
ファンで強制的に給気して、汚れた空気を押し出すかたちで排気する方法です。
外の空気が常に入ってくる状態になるため、外の気候が良い地域に限られます。
3:第3種換気
ファンで強制的に排気し、給気口から新鮮な空気を取り込む方法です。
住宅では最も普及している換気方法です。
冬に冷たい空気が入ってくるため、給気口を閉めてしまう人が多いのが難点です。
(僕の住んでいるアパートも、第3種換気です)
このような換気方法があるのですが、
きれいな空気で暮らすには、
気密
が非常に重要になってきます。
隙間が多い(気密ができていないお家)だと、部屋全体を換気することができません。
一方で、気密の良いお家ですと、隙間が少ないので、
部屋全体・お家全体の空気入れ替えることができます。

性能のいいお家で暮らすと、健康的で寿命が伸びると言われています!!
ぜひ、皆様も健康に良いお家づくりを一緒にしていきましょう!!
今週はこの辺で!!