住宅の換気が必要な2つの理由
換気とは室内の空気の質を保つために、新鮮な空気と汚れた空気を入れ替えることです。まずはなぜ、住宅には換気が必要なのか2つの理由をご紹介します。
① 快適な空気環境のため
換気ができていないと、知らず知らずのうちに下記のような汚染物質が室内に蓄積します。
・人やペットから出る二酸化炭素や臭い
・ストーブなどの石油機器から発生する二酸化炭素
・食べ物やタバコの臭い
・花粉やウイルス、ホコリなどの汚染物質や化学物質
・湿気による結露やカビ
例えば、室内に二酸化炭素や食べ物の臭いが蓄積されると、心身ともにリフレッシュできません。場合によっては、健康被害につながることも考えられます。
快適な暮らしに欠かせない「新鮮な空気」「快適な温度」「適度な湿度」を維持するためにも、換気は重要な役割を果たしています。
参考元:一般社団法人大東・四條畷医師会『閉め切った部屋は危険!』
換気ができていないと、知らず知らずのうちに下記のような汚染物質が室内に蓄積します。
・人やペットから出る二酸化炭素や臭い
・ストーブなどの石油機器から発生する二酸化炭素
・食べ物やタバコの臭い
・花粉やウイルス、ホコリなどの汚染物質や化学物質
・湿気による結露やカビ
例えば、室内に二酸化炭素や食べ物の臭いが蓄積されると、心身ともにリフレッシュできません。場合によっては、健康被害につながることも考えられます。
快適な暮らしに欠かせない「新鮮な空気」「快適な温度」「適度な湿度」を維持するためにも、換気は重要な役割を果たしています。
参考元:一般社団法人大東・四條畷医師会『閉め切った部屋は危険!』
② 壁内結露を防止するため
昨今の住宅は、気密性や断熱性を高めていることが多いです。そのため、適切な換気ができていないと、室内の湿気を外に逃がすことができず天井や床下、壁内など目に見えない部分に溜まります。湿気が溜まったまま放置すると断熱材にカビが生えたり湿気により縮んだりして、十分な断熱性能が発揮できなくなります。
場合によっては建物を支えている柱や梁が腐食してしまい、耐震性能を維持できなくなることも考えられるでしょう。新築時の性能をできる限り維持するためにも、住宅の換気は欠かせません。
>>注文住宅に必要な性能とは?大分市の住宅の性能基準をご紹介
>>大分市で注文住宅を建てるなら知っておきたい断熱性能!詳しくはこちら
場合によっては建物を支えている柱や梁が腐食してしまい、耐震性能を維持できなくなることも考えられるでしょう。新築時の性能をできる限り維持するためにも、住宅の換気は欠かせません。
>>注文住宅に必要な性能とは?大分市の住宅の性能基準をご紹介
>>大分市で注文住宅を建てるなら知っておきたい断熱性能!詳しくはこちら
24時間換気システムの義務化
24時間換気システムとは、24時間常に換気をして室内外の空気の入れ替えをする仕組みのことです。2003年の建築基準法の改正により、すべての建築物への設置が義務化されました。
1時間の換気で居室の容積の半分以上の換気が必要で、キッチンやトイレだけでなく全居室に換気設備を設けなければなりません。R+house大分西では、汚れた空気が室内に停滞しないよう気密性を高めています。
1時間の換気で居室の容積の半分以上の換気が必要で、キッチンやトイレだけでなく全居室に換気設備を設けなければなりません。R+house大分西では、汚れた空気が室内に停滞しないよう気密性を高めています。
シックハウス症候群とは
24時間換気が義務化された背景には、シックハウス症候群の予防があります。昨今の住宅は気密性が高くなり、住宅の隙間から室内の空気が逃げることが少なくなりました。それと同時に室内に汚れた空気が溜まりやすくなり、意図的に換気をしないと汚れた空気が排出できなくなりました。
住宅を建てるときの接着剤や塗料、家具や内装には化学物質が使われています。換気のない室内には化学物質やダニ、ホコリが溜まり、シックハウス症候群を引き起こす原因となっているのです。
シックハウス症候群には様々な症状がありますが、一例として下記のような症状が出て心身ともに悪影響を及ぼします。
・鼻水が出る
・目がチカチカする
・喉が乾燥する・咳が出る
・めまいや吐き気がある
・だるさや疲れやすさがある
シックハウス症候群は個人差があるので、同じ室内にいても誰もが同じ症状を抱えるとは限りません。シックハウス症候群の症状がある場合は、該当する室内から出ると症状が軽くなるところが特徴です。シックハウス症候群を防ぐ方法として、常時換気をして汚れた空気を溜めないことが大切です。
参考元:厚生労働省『健康な日常生活を送るために シックハウス症候群の予防と対策』
参考元:厚生労働省『シックハウス対策のページ』
住宅を建てるときの接着剤や塗料、家具や内装には化学物質が使われています。換気のない室内には化学物質やダニ、ホコリが溜まり、シックハウス症候群を引き起こす原因となっているのです。
シックハウス症候群には様々な症状がありますが、一例として下記のような症状が出て心身ともに悪影響を及ぼします。
・鼻水が出る
・目がチカチカする
・喉が乾燥する・咳が出る
・めまいや吐き気がある
・だるさや疲れやすさがある
シックハウス症候群は個人差があるので、同じ室内にいても誰もが同じ症状を抱えるとは限りません。シックハウス症候群の症状がある場合は、該当する室内から出ると症状が軽くなるところが特徴です。シックハウス症候群を防ぐ方法として、常時換気をして汚れた空気を溜めないことが大切です。
参考元:厚生労働省『健康な日常生活を送るために シックハウス症候群の予防と対策』
参考元:厚生労働省『シックハウス対策のページ』
換気の種類
24時間換気システムには、「第一種換気」「第二種換気」「第三種換気」の3つの種類があります。ここでは、換気の種類ごとの特徴をご紹介します。
第一種換気
第一種換気は給排気双方に換気装置を取り付けて換気をする方法です。給排気ともに機械で行うので、安定した換気ができるところがメリットです。換気動線も設計しやすく、空気の質を均一に保ちやすいです。
また、熱交換器が備わっている場合は外の空気の温度を調整してから室内に送り込むので、室温の変化を避けられます。
第一種換気のデメリットは、給排気ともに機械を使用するため、他の方法に比べると電気代がかかるところです。
また、熱交換器が備わっている場合は外の空気の温度を調整してから室内に送り込むので、室温の変化を避けられます。
第一種換気のデメリットは、給排気ともに機械を使用するため、他の方法に比べると電気代がかかるところです。
第二種換気
第二種換気は給気口のみにファンなどの機械設備を取り付けて、排気を自然排気口から行う方法です。強制的に給気をするので外気よりも室内の気圧が上がり、ホコリやゴミなどが侵入しにくくなります。
デメリットとしては排気の力が弱いので、室内の湿気、空気が壁内や屋根裏に溜まりやすいところです。一般的な住宅にはほとんど使用されていませんが、汚れた空気の侵入を防げるため工場や病院などのクリーンルームで採用されることがあります。
デメリットとしては排気の力が弱いので、室内の湿気、空気が壁内や屋根裏に溜まりやすいところです。一般的な住宅にはほとんど使用されていませんが、汚れた空気の侵入を防げるため工場や病院などのクリーンルームで採用されることがあります。
第三種換気
第三種換気は給気を自然給気口から行い、排気口にファンなどの機械設備を取り付ける方法です。第二種換気の反対だと捉えると分かりやすいでしょう。気密性の高い住宅では換気効果が高く、ランニングコストを抑えられるところがメリットです。
一方で、第一種換気のように熱交換器を設置できないので、冷気や熱気が入り込むことがあります。地域によっては室温を維持する妨げとなる可能性があります。また、気密性の低い住宅の場合は換気動線が乱れて、十分な換気ができない部分ができてしまうことも考えられます。
このように、24時間換気システムは換気の種類によってランニングコストやメリットが異なるので、重視したいポイントを満たせる方法を選択するといいでしょう。
>>【大分県大分市】注文住宅の維持費は?節約するための家づくりのコツも解説
一方で、第一種換気のように熱交換器を設置できないので、冷気や熱気が入り込むことがあります。地域によっては室温を維持する妨げとなる可能性があります。また、気密性の低い住宅の場合は換気動線が乱れて、十分な換気ができない部分ができてしまうことも考えられます。
このように、24時間換気システムは換気の種類によってランニングコストやメリットが異なるので、重視したいポイントを満たせる方法を選択するといいでしょう。
>>【大分県大分市】注文住宅の維持費は?節約するための家づくりのコツも解説
大分県大分市の気候や気温、家づくりのポイント
大分県大分市は、九州の東端に位置する地域です。市域の約半分を森林が占めており、高崎山や樅木山などの豊かな自然に囲まれています。瀬戸内海に面しているので、山・川・海のすべての自然が揃っているところが特徴です。
また、移住支援や子育て支援に力を入れており、マイホームを検討しやすい環境が整っています。大分市の年間平均気温は17.4度で積雪は少なく、暮らしやすい気候です。年間日照時間は2,068.9時間と2,000時間を上回っているので、周辺環境によっては自然光を有効活用した間取りを設計できます。太陽光発電設備を設置して、光熱費を削減することも検討できるでしょう。
一方で、大分県は台風や豪雨の影響を受けやすい地域でもあります。大分市の年間降水量は、1,452.5ミリと多めです。2022年の台風では、大分県内で一部損壊や床下浸水などの住宅被害が出ています。ハザードマップで土地の特性や安全性を確認しながら、災害リスクを考慮した住まいづくりをすることが大切です。
参考元:大分市移住支援サイト『大分市の概要』
参考元:大分県公式サイト『大分県の過去の災害』
参考元:大分県『令和4年中の災害による被害状況』
>>大分県大分市の街並みと公園をチェック!地域の特性を活かした家づくりとは
また、移住支援や子育て支援に力を入れており、マイホームを検討しやすい環境が整っています。大分市の年間平均気温は17.4度で積雪は少なく、暮らしやすい気候です。年間日照時間は2,068.9時間と2,000時間を上回っているので、周辺環境によっては自然光を有効活用した間取りを設計できます。太陽光発電設備を設置して、光熱費を削減することも検討できるでしょう。
一方で、大分県は台風や豪雨の影響を受けやすい地域でもあります。大分市の年間降水量は、1,452.5ミリと多めです。2022年の台風では、大分県内で一部損壊や床下浸水などの住宅被害が出ています。ハザードマップで土地の特性や安全性を確認しながら、災害リスクを考慮した住まいづくりをすることが大切です。
参考元:大分市移住支援サイト『大分市の概要』
参考元:大分県公式サイト『大分県の過去の災害』
参考元:大分県『令和4年中の災害による被害状況』
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大分市での高性能な住まいづくりはR+house大分西にお任せください
R+house大分西では「高断熱・高気密・高耐震」にこだわり、高性能の基準を満たした住まいづくりをしています。断熱性や気密性を高めるのと同時に計画的な換気ができるよう設計をしています。
また、設計のプロである建築家と住まいづくりをすることで、家族の思いや立地、将来を見越したプランを提案できるところも特徴です。R+house大分西では随時イベントや家づくりの相談を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
>>大分市での快適な住まいを実現するR+house大分西の家づくり
>>R+house大分西で現在開催中の家づくりイベントはこちら
また、設計のプロである建築家と住まいづくりをすることで、家族の思いや立地、将来を見越したプランを提案できるところも特徴です。R+house大分西では随時イベントや家づくりの相談を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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